モンゴルへの装置の設置
2024年7月17日、モンゴルのヘンティ地方に雷観測装置を設置しました。
その結果、ヘンティと日本の受信局に囲まれたエリアの落雷を標定出来るようになりました。特に日本海の標定率が向上するものと期待できます。なお、従来は、MCGが270度でしたので、標定しても出力されませんでした。
MCGの定義
標定に用いる受信局のすべてが,標定点から見た方位角の範囲が90 度以内に偏っている場合は,誤差が大きくなるため除外する.これをMaximum
Cycle Gap (MCG)と定義し,360度-90度=270度を上限とし,それ以上の場合には標定計算を出力しない