本年もよろしくお願いします。
今年の予定は以下の通りです。
(1)受信局の新規設置
北海道、九州・沖縄地域、中国地方、韓国への設置
(2)極性および電流値推定
磁界波形を用いて、極性や雷電流値を推定する
(3)独自標定アルゴリズムの改良
簡易計算から本格計算システムへ
〒251-8511神奈川県藤沢市辻堂西海岸1-1-25
湘南工科大学 電気電子工学科 成田研究室
narita@elec.shonan-it.ac.jp
本年もよろしくお願いします。
今年の予定は以下の通りです。
(1)受信局の新規設置
北海道、九州・沖縄地域、中国地方、韓国への設置
(2)極性および電流値推定
磁界波形を用いて、極性や雷電流値を推定する
(3)独自標定アルゴリズムの改良
簡易計算から本格計算システムへ
昨年12月11日ドイツのメーカーに発注したフェライトアンテナ20本が1月12日に届きました。DHLで約1ヶ月でした。従来と同じ直径10mmは在庫が6本しかなく、やむなく直径12mmを14本にしました。直径が大きいほど磁界は集められると思いますが、現在使用している塩ビ管には入りません。
https://www.ferrite-rod-antennas.de/
フェライトアンテナのイメージ
フェライトコアは強磁性体であり、数100以上の透磁率があります。つまり電波の磁界成分を強くできるため、そこにコイルを巻いてアンテナとすれば空気よりも磁束密度が高くなり、高感度になります。ただし、フェライトコアが磁界を増幅している訳ではなく、周囲の磁界をかき集めているのです。
2024/2/23
浦和局が停止していたため、全面的に改修しました。
スマートスイッチ、小型PCによるリモート制御を追加。
ただし、アンプの不具合が発生したため、休止中です。
2024/4/3 14時40分頃、宮崎市の宮崎産業経営大学にあるグラウンドでサッカーの試合中に落雷があり、18人が救急搬送されました。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6496746
Blitzでの標定結果を示します。世界標準時UTC 2:00-8:00の6時間間の推移です。日本時間は、+9時間なので、日本標準時JSTでは、11:00-17:00です。
気象庁の雷放電位置標定システムLIDENのデータがリアルタイムで地図上にプロットされているサイトがありました。拡大縮小も無料で、過去データも無料です。雷データは無料の時代に入りました。
https://weather.kakutyoutakaki.com/thinfo/index.php
2024年2月29日、申請していた科研費が採択になったとの連絡がありました。
基盤研究(C)、2024年-2026年
雷とはあまり関係ありませんが、電気学会の標準特別委員会の委員長として、送電線路の用語集を改正しました。
「電気専門用語集No.21 送電線路」は、1988年7月に初版が刊行されて以来、33年間一度も改正されていなかったため、2021年9月に送電線路電気専門用語
標準特別委員会が設置され改正が進められていました。
2年半の検討の結果、2024年3月15日に出版されました。
「電気学会 電気規格調査会 電気専門用語集No.21 送電線路」|電気学会
6月末にサーバー会社のサービスが終了するため、引っ越しを予定しています。
ドメイン名や内容はそのまま継続のつもりです。
廃止となるのはZ.comのサービスです。
Z.comからお名前comへサーバーを引っ越し中です。
ドメイン名はそのまま継続予定。
2024年6月17日(月曜日)、読売新聞の特集記事「防災ニッポン」の落雷対策においてコメントが掲載されました。
同特集では、落雷における被害を少なくするために雷の特性や避難方法、情報収集について掲載されており、落雷事故を未然に防ぐために、落雷の特性を理解して防災行動に努めることの重要性を解説しました。
[防災ニッポン]落雷対策…雷光や雷鳴 すぐ避難(2024.06.17 読売新聞オンライン)※閲覧には会員登録が必要
サーバー移行に伴い、SSL化が6月14日に完了しました。
───────────────────────────────────
■無料SSL 設定完了のお知らせ■
───────────────────────────────────
以下を対象とした無料SSLの設定が完了しました。
対象ドメイン:5656jp.com
ホームページに対し「https://」のURLでアクセスすることが可能です。
https://5656jp.com/
> 件名: 【重要】Z.com WebHosting サービス終了のお知らせ
>
>
> 平素よりZ.comをご利用いただき、誠にありがとうございます。
>
> この度2015年10月よりご提供しております「Z.com WebHosting」につきまして、
> 2024年6月30日(日)をもちまして、サービスを終了させていただくこととなりました。
>
> ご利用中のお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解くださいますよう、
> よろしくお願い申しあげます。
>
> ■提供終了サービス
> 「Z.com WebHosting」の全サービスが対象です。
>
> ■サービス終了の詳細について
> https://hosting.z.com/jp/news/information/2023_12_25_serviceclose/
>
> ■サービス終了日
> 2024年6月30日(日)23:59
>
> サービス終了に伴い、2024年6月30日(日)23:59より順次 すべての機能を停止いたしますのでご注意ください。
>
> ------------------------------------ 移行先サービスのご紹介 ------------------------------------
>
> GMOインターネットグループ株式会社では、「お名前.com」にて レンタルサーバーサービスを提供しております。
> レンタルサーバーのご利用を継続されるお客様におかれましては、以下の手順にそって移行をお願いいたします。
>
> ■移行先サービス
> ・「お名前.com レンタルサーバー」
> https://www.onamae.com/server/rs/relocate/tokuten/?campaign=transfer
>
> ■移行の手順
> 1.移行前の準備
> https://www.onamae.com/server/rs/relocate/get-ready/?campaign=transfer
> 2.お申込みとドメイン設定
> https://www.onamae.com/server/rs/relocate/setup/?campaign=transfer
> 3.データ移行作業&解約
> https://www.onamae.com/server/rs/relocate/data-transfer/?campaign=transfer
>
> お名前.comでは、初心者も安心の使いやすさと、上級者も納得の高機能を両立したレンタルサーバーを提供しております。
>
> また、WordPressのインストールおよび、お引越し機能などWebサイトの運用をサポートする充実した機能をご用意しておりますので、
> ぜひご検討いただけますと幸いです。
>
> ----------------------------------------------------------------------------------------------
>
> なお、サービス終了の詳細およびご返金につきましては、下記URLよりご確認くださいますよう、お願いいたします。
>
> ■サービス終了の詳細について
> https://hosting.z.com/jp/news/information/2023_12_25_serviceclose/
>
> ■Z.comチャージに関する払い戻しについて
> https://hosting.z.com/jp/news/information/2023_12_25_zcomcharge/
>
> ■クレジットカードでのお支払いにおける長期契約プランのご返金について
> https://hosting.z.com/jp/news/information/2023_12_25_cardcard/
>
> ------------------------------------株主優待をご利用の株主様------------------------------------
>
> Z.comにて株主優待をご申請頂いておりました株主様におきましては、株主優待の残高につきましても
> お名前.comへの移行が可能でございます。
>
> 株主優待残高移行方法の詳細につきましては、3月中に弊社株主優待事務局よりご案内をさせて
> 頂きたく存じますので、誠に恐れ入りますがご連絡をお待ちいただけましたら幸いでございます。
>
> ----------------------------------------------------------------------------------------------
>
> Z.comサービス開始より約9年の長きにわたり、多くのお客様にご利用いただきまして誠にありがとうございました。
> 今後とも、GMOインターネットグループをご愛顧賜りますようお願い申しあげます。
>
>
> 下記サービスが契約満了日を迎えました。
>
> [契約満了日]
> 2024/06/30
>
> [サービス名]
> レンタルサーバー固定IPアドレス
6/25にmouserに発注した電子パーツが、アメリカの倉庫から6/28に届きました。
GPSチップと三端子レギュレータ
https://www.mouser.jp/ProductDetail/u-blox/MAX-M10S-00B?qs=sGAEpiMZZMu3sxpa5v1qruWiePTuESx6CbUcaFAUPLg%3D
https://www.mouser.jp/ProductDetail/Texas-Instruments/LM3940IMP-3.3-NOPB?qs=QbsRYf82W3EIVCEt3IRFTQ%3D%3D
6. Juli 2024
The System Blue Mini, or System Mini for short, is a System Blue in which
some unimportant components have been omitted for cost reasons. It supports
two H-field channels. This is the main application of application for
the detectors. The third H-field channel and the E-field channel have been
omitted. Furthermore, certain filter options that should only be used in
noisy environments have been omitted. The detector works optimally with
the preamplifier PCB 23.1. The u-blox MAX-M10S was installed as the new
GNSS module. It supports the simultaneous reception of various GNSS (GPS,
GLONASS, Galileo, and BeiDou). System Mini is powered via a USB-C socket.
Blueの簡略版が発表になりました。基本的性能は同じで、磁界アンプが3chから2chに、電界アンプが1chから無しになったバージョンです。
2024年7月17日、モンゴルのヘンティ地方に雷観測装置を設置しました。
その結果、ヘンティと日本の受信局に囲まれたエリアの落雷を標定出来るようになりました。特に日本海の標定率が向上するものと期待できます。なお、従来は、MCGが270度でしたので、標定しても出力されませんでした。
MCGの定義
標定に用いる受信局のすべてが,標定点から見た方位角の範囲が90 度以内に偏っている場合は,誤差が大きくなるため除外する.これをMaximum
Cycle Gap (MCG)と定義し,360度-90度=270度を上限とし,それ以上の場合には標定計算を出力しない
本日(7/25)、日本各地で落雷が発生しています。
14:30-16:30の2時間で、合計3万個以上の落雷を捉えました。下図が円の中の落雷数で。kは1000個を示しています。名古屋を中心としたエリアで13kつまり13000個の落雷がありました。
本日(7/25)、日本各地で落雷が発生しています。
送電線への落雷により、瞬時電圧低下が多く発生しています。雷が送電線に落ちると電圧が非常に高くなり、鉄塔と電線間にある絶縁が耐えられなくなり、電線と鉄塔がショートして、大きな電流が地面に流れます。そのような状態では機器が損傷するため、一旦スイッチをOFFにします。そうすると絶縁が回復しますので、再びスイッチを入れて電気を送ります。その瞬間に電圧が一瞬低下する現象を瞬時電圧低下と呼びます。雷による電気事故を直ぐに除去するするのですが、一瞬だけ電圧が低下します。
関東地方の瞬時電圧低下の情報は、東京電力のHPで分かります。https://teideninfo.tepco.co.jp/day/shuntei/index-j.html
2024年9月9日、フジテレビ イット!から電話取材がありました。
避雷針は、30mクレーン車とのことですから、保護範囲は半径30mしかないはずが、主催者の発表では半径100mということで、なぜか拡大解釈しているようでした。
2024年9月21日、栃木県那須塩原局を撤去しました。
2018年からボランティアのS氏のご自宅に雷観測装置を設置していましたが、引っ越しされるとのことで、雷観測装置を撤去しました。長期間に亘り、ボランティアを引き受けて頂きありがとうございました。
2024年9月3日、ICLP2024にて発表しました。
雷防護に関する国際会議ICLP2024(International Conference for Lightning Protection)がドイツ・ドレスデンで開催され、Blitzortungの標定率について発表しました。論文はこちら