2024年2月10日、日本付近に冬季雷が発生しています。
19:00-20:00 JSTのデータを示します。
シベリアからの強い寒気は、日本列島を越えて、太平洋に達します。その太平洋は黒潮(暖流)であることから、上空が冷たく、下層が暖かく湿っているため、大気が不安定になり積乱雲が発達し、その結果、落雷が発生します。ただ、海上であることから、一般には認識されていません。
Blitzortungは、受信周波数がVLF帯であることから、冬季雷を比較的良く捕捉します。
なお、LF帯を使用したLLSでは、Blitzotungよりも標定率は低い状況でした。
日本付近の海流